今年は木更津も随分寒いです。
ブルワリーの水も冷たく、早朝は特に寒い…。。 でも仕込みの時に立ち上がる湯気や麦の甘い香り、醗酵室は保温していてビールが発酵してくれますので、それが喜び。
着込んで作業しているのは、クールエメールという自然発酵のビールのボトリングです。
いつも暗い夜明けに作業を始めますが、今年は特に星がよく見えるので楽しみが増えました。
今回ボトリングしたクールエメールは、前回気になっていたホップの苦みがだいぶ薄まってくれています。 ビールとしておいしく感じられるように、発泡のイメージを持って調整しました。 このビールがお店に並ぶ頃、どんな風になるかな?
雲が見える時間になりました。
この時はブルーとグレーの降りそうな雲。寒いけれど快晴な一日でした。
今日は今年のボンシャンの仕込みです。冬の冷気を味方につけて仕込む自然冷却や自然発酵のビールは、思ったようにならず、時間もかかり、答えも見つからない。。仕込むのやめようかな(笑)、なんてよぎることもあるのですが、続けてみないとほんとに何にもわからないと思って今年も仕込みます。 かんたんに出来たら面白くないですもんね。
とにかく自然発酵のビールのことを想像すると、すべてがドラマチックです。
やっぱり、ベルギーの人はすごいなぁ。