2021年6月27日

麦の脱穀と唐箕かけ

麦の収穫から1週間…梅雨入りの予想は外れて天日に干すことが出来ました。


大麦は生育にバラつきがあったので、穂を摘みながら収穫。



小麦と大麦を、昨年もお世話になった前田さんの道具をお借りして脱穀していきます。
前田さんは昔ながらの方法で田んぼをされていて、足ふみ脱穀機も唐箕も現役です。


カッコいい脱穀機でしょう?

足でリズムよく踏みながら脱穀機を回し、穂から小麦の粒を外していきます。


ざっくりと外れた穂や小麦の外皮と粒を、
手でもみほぐして唐箕にかけられるサイズにしていきます。
途中で虫を見つけて遊んだり、あれこれとおしゃべりしながら作業していると…


こんな感じに、きれいになります。



この日はこれで作業を終わりました。
脱穀した後の小麦わら…。

畑でも使えますが、土に還るのに時間がかかるので燃してから撒いたり、
南瓜などの敷き藁にしています。
大麦のわらのほうが丈夫で油分が多いので
ストローやモビールづくりなどは大麦のほうが向いているみたいです。 


前田さんの家の薪割りを少し手伝わせていただきました。
初めての薪割りでしたがブルワーは幼少期に剣道をしていたらしく、
ぱっかーんと気持ちよく割っていました(笑) 薪ストーブなんて素敵です。

♪       ♪       ♪       ♪       ♪


 

翌日は唐箕にかけていきます。       ハンドルを回すと風が麦を粒と外皮に分けてくれます。

 
 
 

 

2~3回かけると、ようやく粒の小麦になりました。

 大麦の脱穀は、手でもみほぐすだけでどんどん外れてくれるので簡単でした。


大麦は黄色く、金色に例えられるのも頷けます。

収穫は小麦8キロ、大麦2キロの計10キロで昨年の半分くらいです。でも昨年よりも粒が大きく育ちました。

大麦は育てるのが初めてでしたが、育てやすくて穂も美しくて、来年もぜひやりたいな。

6月は麦のことばかりですが、つづく。。